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突然いなくなったあなたに、必死になるというよりも。
私は自分を責めた…。
私が、女だから。
貴女を手に入れたいと想う気持ちが、あなたを捕まえる事が、この先も守る事が。
出来なくなった自分を責めるしか無かった。
ミチル。
あなたに触る事よりも、触れられる事が、時折罪悪感に苛(さいな)まれたんだよ。
ミチル。
私はあなたを同級生とか顔見知りとか、少し気が合うからだとか、そんな風な女友達で一緒に居たんじゃないんだよ。
心が
温かに跳ねた瞬間を、私は覚えてる。
目の前が明るさを増した瞬間を。
見つめ直しても消えない明るさを、恋と自覚した瞬間を、
私は今も覚えてる。
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