2話 儚く眠り
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暗い。 暗いから。 とても暗いから、果てしなく先を見つめても……。 それが本当に果てしない先なのか分からなくて。 希望の光を探してみても。 瞼の裏に焼き付いた白光しか見つけられなくて。 瞳を開けていることに、意味を見出だせなくなった。
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