2話 儚く眠り

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  ('A`)「ま、たださ、ブーンは良い姉ちゃんが居て羨ましいなって、思っただけだぜ」 (*^ω^)「――お! ツン姉に目を付けるとは、なかなか御目が高いですお!」 これには素直に喜んだ。 僕の家庭には両親と言うものが居ない。 一人の歳の離れた姉が、親代わりとなって僕を養ってくれていたのだ。 そんな自慢の姉が、どのような形であれ褒められたのだ、嬉しくならない道理は無いだろう。 ('A`)「時々ツンツンしてるけどな。あれは怖い」 (;^ω^)「お……確かに。よく『秘孔を突かれたモヒカン』の真似とかやらされるお……」 ('A`)「あべしwwwwwww」 その会話を契機に色々と思い出した。 ……しかし、夢の中で思い出を再生しつつ思い出が蘇るって凄いな。  
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