2話 儚く眠り

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  まず、吹っ飛んだ。もとい吹っ飛ばされた。 ちなみに運悪くその場に居た友人ごと。 その吹っ飛んでいる最中に、般若の様な形相で追い付かれ空中元彌チョップ。 為す術も無いというのは、きっとこういう事。 かくして僕の反抗期はインスタントに終わったわけである。    *   *   * ('A`)「先生、ジョルジュが泡吹いて白目向いてます。面白過ぎて困るんですが」 またドクオの声がする。 ジョルジュが泡……? ( ´∀`)「もうすぐ授業もSAWも終わりモナ、後で誰か保健室に連れてってやれモナー」 ああ、思い出してきた。 今度こそ現実だ。 そしてグロ耐性E-のジョルジュは、ほぼ予測通りの末路に到った訳か。 気持ちだけ、合掌。  
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