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(;^ω^)「お……? なにか、不味ったかお……?」
幾許かの不安を感じながら、踏み出していた行き場の無い足を引き戻し、再び席に着く。
( ^ω^)「まぁ、考えたって仕方無いかお……。授業が始まるまでまた、惰眠でも貪るとするかお……」
妙な胸騒ぎから、逃げるように。
* * *
緩やかな気候の中、一陣の風を頬に受ける。
それは、夢現つの世界との相対。
川 ゚ -゚)「君は、いつも笑っているんだな」
( ^ω^)「おっ?」
紅く焼け始めた水面が見える。
程よく生え揃った草の上に座った、僕とクー。
これもまた、昔どこかで見た河川敷の光景。
川 ゚ -゚)「先程だって、殴られている最中でも静かな笑みを浮かべていたじゃないか」
ああ……。
そうか、これはクーと知り合ってしばらく経った頃だ。
僕は時々、なんの因果か不良というジャンルの方々にお世話になっていた。
勿論暴力的な意味で。
そんな僕を、クーが救ってくれた。
凜とした態度と物腰で不良さん達を気圧しし、散歩にでも連れて行くかの如く僕を引っ張って行った。
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