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一方、命のほうは家に帰り着いていた
命「ただいま……って誰もいないか。」
命は家に入ると真っ先に仏壇の前にやってきた
命「ただいま、お母さん。」
命は、仏壇に飾ってある命のお母さんの写真にむかって手をあわせ、そこに話初めた
命「もう、お母さんがいなくなってから10年がたつね。
私、お母さんの事何も覚えてないよ、お父さんの事も知らないし、分かっているのは2人が残した莫大な財産と顔と名前だけ……ホント親不孝でごめんね……。」
そう言うとまた手をあわせてから、台所に行き晩ご飯を作って食べた
その後は風呂に入り宿題をし、明日の学校の準備をして布団にもぐりこんだ
命「お休み、お母さん、お父さん……」
命は眠りについた
これから運命をかえる出来事があるとも知らずに……。
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