鎌を持ち魂喰らう者

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「…………帰ろうか、なんか疲れたよ………俺」 ふぅ、とため息をつき俺は手を差し出した。 握り返してくれる彼女の手、もう絶対に離すものか……………。 何時までも、何時までも………… 一緒に居ような、桜花。 丘から見える月を背に、俺達は歩き出す。 運命に抗う荊の道を踏み越えて………… 未来の輝く道を二人で目指して……………。
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