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その日はそのまま解散し各々部屋へ戻った。
俺は胸騒ぎが治まらず中々寝付けなかった…。
そして夜中…
隼人達の言っていた不気味な声が聞こえない様に願って布団に潜っていたが、暑苦しくて布団から出た時に何かが聞こえた。
「ウゥゥゥゥ…」
確かにうめき声の様に聞こえる。
窓を開ける勇気もなかった俺は、窓越しから森を見たが暗いせいか何も見えない。
「犬の遠吠えかぁ…」
嫌な予感が積もってしまい自分でそう解釈し、その日は無理矢理寝る事にした。
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