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寝付けなかったせいか体がだるい。
「昨日の声は…気にしない様にしよう。」
自分に言い聞かせ食堂に向かった。
すると何だか騒がしく、その中心にいるのは皆川だった。
「何でだよっ!確かに不気味な声がしたんだ!少し調べる位いいだろ!!」
マロイさんに向かって怒鳴っていた。
理由が解らない俺は、隼人の所へ向かい話を聞いた。
「今日の夜に森に行こうって話しただろ?その事を永井さんがマロイさんにチクったらしいんだ。それで皆川が…」
「ですから森の中は暗いですし迷ったらどうするんですか!それに此処は日本とは違います!何が起こるかわからないんですよ!」
マロイさんは必死に説得しているが、皆川は納得出来ないのか周りの椅子を蹴り倒し、食堂から出て行った…。
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