告白

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周りからは付き合ってる様に見られたけど、相変わらずの距離 そんなある日彼女が 「私バイク通学しようと思ってるの」って言い出した 彼女がバイクの事言い出したのでビックリした なぜなら、彼氏が亡くなったから絶対にバイクの事に触れなかったからだ 俺も気を使ってバス通学していた 「どうしたん?バスやと早起きしないといけないから?」 「違うよ、あれから1年以上過ぎたし、そろそろ吹っ切らなくちゃって思って。それにカズサンと一緒にバイクで帰りたいから」俺は彼女にバイク乗ってる姿を一回も見せてないのに、友達に聞いたみたいで「私の為にバス通学してくれてたんでしょ?ありがとうね」彼女が笑って言った。 「なぁ、俺達真剣に付き合わない?」 「えっ、付き合ってると思ってたよ。これからもよろしくね」 「ちゃんと俺の気持ちを聞いて、初めて会った時から好きだったよ。あの時からお前じゃなきゃダメだって思ってた。だから、付き合って下さい」 「私は…あなたが居たから笑顔でいれた、あなたが居たから痛みが薄らいで…あなたが居るから今の私があると思うの。好きって言葉じゃ軽すぎる位に好きだよ」まさに至福の時だった
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