突然の知らせ

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次の日の朝俺は珍しく早起きをした いつもの様に学校に出掛けた なんだいつもと変わらない1日の始まり 公園についてタバコを吸いながら彼女を待っていた 30分、1時間、時が風の様に過ぎ去って行くでも彼女は来ない 仕方なく教室に行きひたすら眠る 一時間目が終わっても彼女は来ない おかしいなと思い職員室にいる担任に 「佐藤さんは今日やすみね?」って聞くと 「いや、聞いてない」 どうしたんだろうと思いながらも教室に戻った。 二時間目が始まった、又寝ようと思っていたその刹那 教室のドアが空いた (やっと来たか)と心で呟いて顔をあげると、そこに立っていたのは青ざめた顔をした担任だった 「佐藤が事故で亡くなった」 繰り返し言うその声だけが教室に響きわたっていた…
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