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「佐藤が事故で亡くなった」
俺はその言葉が理解出来なかった、いや理解しようとしなかった
教室中ですすり泣く声が聞こえる
声をあげて泣く子もいた
でも俺は泣かなかった全て嘘だと自分に言い聞かせてたから
そして又公園で来るはずもない彼女を1人で待ってた
そこに話を聞いた俺の友達が来て色々慰めてくれて「気をしっかり持たないかんよ、お通夜一緒に行くから」と言ったので「誰のお通夜行くん?何かあったん?」て言うと友達はボロボロ涙を流しながら、「わかった、わかったから」って言って下を向いて泣いていた。
その姿を見ても俺はまだ彼女の死を受け止められずにいた
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