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07.空になれたら
心の中を黒で塗る
君の全てが銀河に回る
何の束縛も無い世界まで
野良犬のように駆ける
渋谷の片隅で
独りぼっちになってる少年
当たり前のように曇る
あれから こんなに経って
引きずる物も多くなった
思い出が増えていくのは
それだけ苦しくなるという事で
押し潰されそうになる
逃げ出すのは難しいから
新しい映画を観に行こう
君の瞼の裏側に残る名場面
もう一度会えるように
曖昧な台詞を吐いてみる
特別なハーモニー
羽根を知らない二人
魔法を使えるなら空になりたい
出来損ないの愛で
くだらない世界を変えて
僕が僕を忘れるほど
純情な色が溢れてるから
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