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俺はいつものように部室に向かっていた
すると
「不二ぃ~」
「何?」
あ、菊丸先輩と不二先輩だ
仲いいなぁあの二人…
「今日一緒に帰らにゃい?」
「構わないよ」
「ありがと~不二ぃ~⤴」と菊丸が不二に抱き着いた
チクン…
なんでだろ?今胸がチクッとした…
こんなの初めてだ…
よしッ桃先輩に聞いてみよう‼
「桃先輩~」
「お~越前じゃねーか どーした?」
「なんでかわかんないんスけど、菊丸先輩が不二先輩に抱き着いたとき、胸がチクッとしたんスよ…なんでですかね?」
「………お前それ……」
???
「恋だぞ」
は……………?
恋⁉⁉⁉⁉⁉⁉⁉
「俺、男ッスよ⁉⁉⁉」
「男も女も関係ねーんじゃねーの?」
そんなもんなのか…?
よくわかんないけど
「ありがとうございました!」
俺は不二先輩が好きなのか…
っていうか、不二先輩に知られたらどんびきされるだろーな…
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