☆恋散る☆

15/29
前へ
/572ページ
次へ
…──── 「龍太がね、あたしの悪口言ってたの。 それ、聞いちゃったんだ……」 七乃がゆっくりと口を開いたのは、あたしの家に着いて落ち着いてきた頃だった。 「悪口?」 「うん。 あたしのこと、鬱陶しいんだって……」 七乃は震える声でそう言った。
/572ページ

最初のコメントを投稿しよう!

737人が本棚に入れています
本棚に追加