第 1 章

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      「はい…なんすか」       なぜか敵意むき出しの私(笑)       「僕の本性見ちゃいましたよね?」       「はい?」       「…まずは、僕と成沢の紹介をしましょう」       「うぃっす…」       そう言うと那智って奴は制服から名刺を出した。       「僕は高宮グループの社長で、高宮那智と申します。ちなみに高校2年生です。そっちは」       「成沢リュウです。那智様と同じく、高校2年生です」       「2人、高2なの!?…もっと老けてんのかと…」       「喧嘩うってるんですか?」       「いえいえ、滅相もございませぬ」       高宮那智は口元をひくつかせている。     .
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