第 1 章

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      「はな…して……っ」       恥ずかしくて、顔から火が出るくらい真っ赤になった。       「何赤くなってんの?」       もう片方の手で頬を撫でる。       「いやだ…っ」       「熱っ…お前、熱でもあるんじゃねぇの?」       「ないから……!!」       どんっと高宮の胸を押す。       忘れてた… コイツもかなりのイケメンってこと……       「私は、成沢さんのことまだ…好きとか、そんなふうに見てない。ただ……知りたいって…成沢さんのこと、知りたいって思うの」     .
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