第 3 章

31/31
9756人が本棚に入れています
本棚に追加
/308ページ
      「じゃあ瑠璃ちゃん、ちょうだい?」       「…はっ……やるかよ…」       こんな時にでも私をドキドキさせて…       高宮のバカ…       ――――――――――― ――――――――― ―――――――…       「え?瑠璃様が?」       「はい!高宮、看病したいんです…」       さっき帰りぎわに雪都から聞いた       “きっと瑠璃ちゃん探して走ったんだろうね”       具合悪いのに走ったから熱出たんだろうな…       「わかりました。では、お願いしますね」       「はい!」     .
/308ページ

最初のコメントを投稿しよう!