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カケル「あの人、だれ?」
アキラ「校長先生だよ。めったに学校にいないんだ。あー、びっくりした。」
本当にびっくりしたみたいで、カケルは少し冷汗をかいていた。
?「カケル!学校案内終わったの?」
また、急に後ろから声がした。
カケル「うわっ…ってカレンかよ。もー!二度も脅かすなよ!」
そこには二人の女の子が立っていた。
気の強そうなのと、気の弱そうなの。
あれ?この二人、同じクラスの…
カレン「二度も?何言ってんの?それより、終わったの?学校案内。」
アキラ「ん?まあ、だいだい。あ、アキラ、紹介するよ。カレンとサクラ。同じクラスだよ。」
アキラ「あ、うん。アキラです。よろしく。」
カレン「カレンです。学年の生徒会長をしてます。よろしくね。…ほら、あんたも挨拶して!」
気の弱そうなほうが、カレンの後ろにぴったりくっついている。
カレンはサクラの弱々しい背中を押してアキラの方に歩み寄らせる。
サクラ「さ、サクラです。…よろしく。」
アキラ「うん、よろしく。」
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