2-友達-

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お互いの自己紹介が終わり、少しの沈黙の後、カレンが言った。 カレン「そろそろ教室戻ろらない?授業はじまっちゃうわよ。」 壁に掛っている時計を見ると、授業開始まで五分を切っていた。 カケル「そうだね。もどろっか?アキラ。」 アキラ「うん。」 四人は教室へと急いだ。 キーンコーン、カーンコーン… 授業開始のチャイムが鳴り、程なくミミ先生がやって来た。 ミミ「はーい、静かに!」 その一言で、クラスに静けさが生まれる。 ミミ「今日は、三週間後に出発を控えた宿泊研修の組分けをします。」 クラス一同「おー!!」 待ってましたとクラスのみんなが騒ぐ。 ミミ「はーい、静かに!じゃあ、発表します。第一班はミキさん、カイ君…」 淡々と班員が発表されてゆく。 ミミ「第六班は、アキラ君、カケル君、カレンさん、サクラさんです。」 一同「!?」 四人は同時に顔を見回した。 カレンとカケルは同時にあいつと一緒かとため息をつく。 アキラは、カケルと一緒だということにとても安心した。 サクラもアキラと同じように、カレンと一緒の班ということに安心した。
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