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アキラたちは、放課後に正門から少し離れた公園で落ち合うことにした。
既にアキラ、カレン、サクラの三人が到着している。
カレン「もー!カケルはなにやってんの!?」
苛立つカレン。
サクラ「カケル君、さっき先生に呼ばれてた。」
サクラがボソボソと弱々しい小さな声で言った。
アキラ「カレンとカケルは仲がいいんだね。」
カレン「はぃ!?」
問い掛けるアキラに冗談じゃないという顔をするカレン。
カレン「どこをどうみたらそうなるのよ!」
サクラ「あたしも…そう思う。」
カレン「!?」
またまた冗談じゃないという顔で、今度はサクラを見る。
アキラ「そう思うよね。」
サクラ「うん。」
カレン「ちょっとあんた達、いい加減に…」
カケル「おーい!!」
カレン「!?」
カケルが遠くからこちらに向かって手を振っている。
カレン「お、遅いわよ!バカ。」
カケル「ごめんごめん。先生の話長くてさぁ。あれ?カレン、顔赤いよ?どうかした?」
カレン「なんでもないわよ!!!」
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