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しかしリビングのドアを開いたのはアイバーでは無い。
「ぁ……おかえりなさい…
帰ってたのね…」
目の前に立っていたのは、妻のデビルだった。
「ただいま。
デビルが起きてるなんて珍しいね」
彼はダルサなんざ吹っ飛んで笑顔になる。
それにしても…とアイバーはデビルをまじまじと見る。
妻はいつ見ても美人だと思った。
金髪の髪はサラサラで。
目はパッチリとして二重で。
真っ白な肌は透き通る程綺麗だ。
体格も良く、料理も頭の良さも人並み以上。
こんなアイバーにはもったいない程だ。
「……どうしたの?アイバー?」
じっとすんだ瞳で見つめられた。
ぼーっとしている彼が不信に思ったのだろう。
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