女装男子

友達

今日は入学式。眠い目をこすりながら支度をした。

私、宮本波音は今日から高校１年生。楽しい学校生活を送れればいいな。

「のんっ 一緒に学校行こ」

お姉ちゃんが言った。
お姉ちゃんは高校３年生。何故か同じ高校。

「行ってきまーす」

私達はいろいろと話をしながら登校した。

クラス表を見ると…１-Ａだった。

友達いるかな…私と同じ中学から入学してきた子は数人くらいいる。

でも、１-Ａには誰もいなかった。

私はショックをうけながらお姉ちゃんと別々の学年へと行った。