茜の好きな人

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優はジュースを茜に預け、走って行ってしまった。 「優!!」 私は優を追いかけた。 優…走るの速い… 「優…どこぉ…」 私はひたすら優を探し続けた。 「のん」 優の声だ! 私は後ろを振り向いた。 ……!? 優は泣いていた。 「優!?どうしたの?」 「僕、最低だよね…また守れなかった」 「全然気にしてないよ!ナンパなんてよくあることだし」 「僕、のんの彼氏の資格ないよね」 「え……」  
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