プロローグ

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この世界の名はルミーナス。 ここには様々な種族が生存している。 竜(龍)族、魔族、悪魔族、巨人族、獣人族、…… まだ他にもいる。 そして種族間での抗争は絶えず、更にロードによる抗争も絶えない。 ロードとは自分の使う武器、属性などで分類されている自分の所属のようなもので、武器のロードを取るか、属性のロードをとるかは自由。 つまりは自分が選んだ自分の進む道なのだ。 そして基本的にロードによって国が分かれ、それぞれの学校で教育、訓練を受け優秀な者はその国のエリート部隊に所属される。 ―――ここは、水都ギルデノン。 世界で唯一全てのロード、種族によっての分類を行っていない国だ。 それ故他国からの評価も厳しいが、この国の王。 賢王 フォルクス=ギルデノン は方針を変えようとはしなかった。 国民からの信頼も厚く、学園の理事長も勤めている。 そしてその理事長室にフォルクスと一人の少年がたたずんでいる。 物語は今幕を開ける
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