俺、実は幽霊見えます。

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さて、この後は鈴がパフェを食べる食べる。 結局、パフェ店で死ぬほど時間を潰し、夜に成ってしまった為、皆帰ってしまった。 ~帰り道~ 朱音「今日は楽しかったねぇ。」 俺「あぁ、そしてすりよるな。」 明「まだ聖さん居るんかなぁ?」 朱音「えぇぇ、私帰れないじゃぁぁん。」 俺「知るか、自分でなんとかしろ。」 こんな帰り道だが、俺等の帰り道は通行人が多い。なんか向こうには身体が血だらけな男とかいるし。 まぁ慣れちまったが。 そして俺等は帰って来た。 明「あー、やっぱドア壊れたままやな。」 見事に大破したドアが明ん家の前に転がっている。 俺「仕方が無いな、今晩は泊まるか?」 明「お、持つべき物は友達やなぁ。お言葉に甘えさせてもらお。」 ガチャ、ガチャガチャ。 良いよなぁ、幽霊は。ドアとか壁とかすり抜けれるからなぁ。 明「お邪魔しまーす。相変わらず整理整頓できとんなぁこの部屋。」 まぁ自分でも綺麗な方だと思う。 朱音「明日は学校だねぇ。オヤスミ。」 さも眠そうに押し入れをすり抜ける、羨ましいよ全く。 明「ふぁぁ、オヤスミ。朱音ちゃん。俺、ちょっと家から布団持ってくるわ。」 明は出ていく。 さて、俺も布団だすか。
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