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4月23日、火曜日。
ヂリリリリリリリリ!!
俺(うるせぇ。)
リリリリリンッ!
あれ、俺が止めてねぇのに。
明「お~い、起きろや。学校始まっぞ?」
俺「あれ?明。どうして此処に?」
明は俺の頬を軽く叩く。
朱音「ほ~ら起きろ!!」
俺「ぐはぁ!!」
朝っぱらから幽霊のヒジが脇腹にクリティカルヒット。
痛みと驚きで飛び上がる俺…
俺「あ…れ?俺っていつ寝たっけか?」
明が布団を取りに帰って、俺は布団を出そうとして。
明「ほら、ボーッとしょるなって。学校行くぞ。」
まぁ良いか。
俺はちゃちゃっと制服に着替えて、ほとんど何も入っていないカバンを手に取り部屋をでる。
鈴「遅い!!遅すぎる!!私が何時間待ってると思ってる。」
階段を降りると鈴が待ち構えていた。
朱音「おっはよお!!鈴花ちゃん!!」
鈴「うむ、チビすけは挨拶と言う物をよく知ってるな。」
俺「なんでわざわざ待ち構えてるわけ?先に行けば良いジャネェカ?」
鈴「私は2時間も待っていたのだぞ!?もっと他の言葉は無いのか?」
鈴がエクスカリバーを突き出してきた。学校にさえも持っていくのか。
遅れて、明が降りて来た。
明「お、鈴じゃん。おはよー。なに固まっとん?はよぅ行こうや。」
鈴「うむ。おはよう。でわ行こうか?」
取りあえず木刀を控えろ。そして朱音、ベタベタするな。
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