廃病院、中継。

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洒落になんねぇっつうの。俺は脱け殻同然の鈴の身体の横で立ち尽くしていると。 明「あっれぇ?迷っちまったな。」 朱音「えー!!夜にこんな所で迷うなんてゼェッタイにヤダ!!って、あれ?慎也も迷子?」 俺「ちげぇよ。ちょっとコレ見ろ。」 鈴「面白いぞ。」 お前が言うな。まぁ、ある意味では面白いが。 明・朱音「あれ?」 鈴「明、人口呼吸だ。速くしろ。」 明は、マジッスか?って言いそうな顔をしている。 明「マジッスか?」 俺「ぶっ。」 本当に言いあがった。 鈴「なぁにが可笑しい?」 しまった、俺としたことが。頼むから木刀を納めてくれ… 俺「いや、クシャミを我慢しただけ。」 鈴「そうか…まぁいい。そら、速く人口呼吸だ。私が死んでも良いのか?」 明「そりゃ困るなぁ。しゃあない、いっちょ一肌脱いだるわ。」 俺「いっそ成仏してく」 鈴「滅!!!」 木刀で吹き飛ばされる俺は、回りから見れば一人芝居をしている様に見えるだけだろうなぁ。 その後、明の賢明な救急救命によって、一命を取り停めた鈴。 生身の身体でもう一度激しく木刀で攻撃された。
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