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今日も明日も確かに生きてない
じっと黙り込む子猫
ぎゅっと抱き合い常に不安げな
こんなはしたない気持ちが嫌い
半分動いて分かってるのよ
ただ傲慢な淋しさが
わがまま望むあなたのことは
まるで無視出来ずにいるさ
どうしてだろう
別に食べたらねぇ
片付ければいいじゃないの
まだ教育(しこ)まれてないでしょ
異常に白い世界に行きたい
もうされるがままでも
淀んだ水 飲み干すくらい
きっと厭わないはずだったよ
明くる日にはつらい
笑顔もない時代だった
褪せた自身 飾るだけが嘘かな
責任負うだけがすべてだ
そう教育まれてたからなぁ
今日も明日も確かに生きてない
ちょっとこっち見て笑って
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