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ウィ―…ン
音を発てて扉が開いた
開いて直ぐ声が聞こえた
「ギン、会議中に抜け出すのは良くない事だな…」
パパ、ギンちゃんしか見えてないのか?
〔霊圧は閉じてます〕
「まぁまぁ、そお怒らんといてぇやぁ…いっちゃんに免じて今回は許してやぁ♪」
ギンちゃんは僕を前に出した
「いいいいいっい一護!?どうしてここに!?」
パパは凄くビックリした顔をした
「藍染さん、動揺し過ぎやぁ」
「パパおもしろい♪」
僕がクスクス笑っていたら、みんな少し顔を紅くしたような気がした…
みんなお熱でもあるのかな?
とか考えていたらギンちゃんが口を開いた
「…で、いっちゃんがどないしてここに居るかや……実はなぁ……いっちゃん、寂しこうたらしいんや…だぁれも部屋に来んから…ほんで、抜け出しとったら泣きそうないっちゃん会って今や…」
「いっちゃん可哀想になぁ…遊んでくれる相手も送ってもらえへんで…僕と会わへんかったら、いっちゃん今頃泣いとったわぁ…」
と言い、僕の頭を撫でた
「でも仕方ないよ!!会議中だったんだし…それにパパは忙しいから…忙しいから…忙しいか…ら……グスっ」
涙が目に溜まり視界ボヤける
「…一護ごめんね?一護と遊んでやれなくて…」
僕は頭を横に振った
「パパがっ…謝んない…で?一護が悪いんだから…ううっ…」
「一護おいで」
パパに手招きされ、パパに近寄った
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