針山の死体

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針に覆われた空間。 その奥に掛けられた絵。 そして…その下に横たわる死体。 「伊藤様が…庭を1人でまわりたいとおっしゃって……でもあんまり遅いから探してみたらこの部屋に!!」 落ち着いたのか香奈枝さんはやっと口を開いた。 伊藤さんとは……確か遅れた客の名前だった。 「と、とりあえず警察、警察に連絡します!!」 山内さんはとりあえず冷静に警察に通報した。 おそらく最善の行動だろう。 そしてしばらくして警察が来た。
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