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「……言うなら…」
「えっ?」
「そこまで言うならあなたが自らあの部屋に裸足で入って証明して下さい!」
「うっ……!!!!」
僕の推理の勢いが止まった。
「守…」
美咲が心配そうに僕を見る。
気がつけば僕達はあの部屋の前に立っていた。
いやっ、立たされていた。
目の前には地獄のような針山が僕を待ち受けている。
自分で犯行が可能と宣言したが自分の身で実証しろとなるとさすがに怖い。
だ、大丈夫なはずだ…。
心でそう思っても僕の足は前に出なかった。畜生!!
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