チェルシー

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程遠い、音が鳴り響く部屋で2人はチェスを楽しんでいた。 一人は、仮面を外したルシファー もう一人は上着を脱いで、クッキーを食わえているFの姿があった 2人はこの時間を楽しんでいた。 「なぁルシファー?」 ルシファー「何だ? 待ったはなしだぞ。」 Fは,強く人形を抱き締めた。 「違う… ルシファーお前 千景と私 どっちが好きなんだ…」 F,は何気なく聞いた。 ルシファー「ああ…えっと ‼‼‼ っっっな、ナニをいきなり言い出すんだ!」 するとFはニヤリっと笑い 「はい~チェクメイト…🎵」 Fは勝ち誇った顔でキングを倒した。 そうルシファーはチェスに負けたのである。 だが、ルシファーはこんな形で敗北は許されない。 「おいF‼それは卑怯なのではないか?」 「おいおい まさか、今の勝負を無効っとか言わないよなぁ~ あの高貴な御方が、チェスごときに卑劣な手を使ったから 白紙にしろと…言わないよなぁ~ルシファー皇帝陛下」 ルシファーは牙を出しながら彼女を見た。 そう これはゲームだ我慢しろっと自分に強く言い聞かせた。 まぁ…許せる わけあるか‼ そう実は、チェスで賭けをしていたのだ。 勝った者には、 一生奴隷になる約束 ルシファーは負ける訳が無いと確信していたので、了承した だが、以外にも彼女は強かった。 否、彼女は密かにチェスの特訓をしていた。 まさか、 特訓の相手をしてくれたのがルシファーの兄だとは、ルシファーは気づく筈もない
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