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「おい、ルシファーまだ料理が出来ないのか?
私は腹ペコで死にそうだ。
ああ こうなる前にピザを頼んでおけば良かった」
「愚痴をこぼすなたぁく…
早くご飯を食べたいなら、手伝ってくれないか?」
すると不機嫌な顔をしながらソファーから立ち上がった。
「ふぅ~仕方あるまい 手伝ってやるか~」
そう言いながら、Fは壁の横にかけてあったエプロンを取りだして、エプロンに着替えて、最後に髪をピンクのゴムで縛った。
「で、私は何をすればいいんだぁ?」
「ああ…そうだなぁ~そこにある野菜を切って盛り付けを頼む。」
「ああ、わかった」
彼女は手慣れた作業で野菜を刻み始めた。
すると、彼女は何かを思い出した
「あ、そいだルシファー
また婚約の手紙がきていたぞ
たしか、ロシアのお偉いさんだったかなぁ~
名はマリア タルタニアの家系を持っているらしい
しかも美人と聞く
ルシファーお節介だと思うけど言わせて貰う。
そろそろ婚約を考えたらどうだ?」
彼女はルシファーを心配して言った
だが、
「止めろその話は、聞きあきた…興味が無い
いや…待てよ…
この手があったか」
ルシファーは何かを考え
独り言を言っていた
すると次の瞬間ルシファーはF,にこう言った。
「いや…実は婚約者はもう決まっているんだ。」
迷いの無い言葉だった
ああ…
遂に来てしまったこの日が…わかっている もう私を必要としないだろう…
そう後は、私が出ていけば
それでいい…
それで
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