チェルシー

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これ以上理性を保つのは無理に近い それに彼女も覚悟の上できている なら俺が取り乱すのは失礼にあたる 「おい…俺はもう一回風呂に入る… お、お前も一緒にどうだ…」 俺は刺激を押さえる為に天上を見上げ言った。 「それでは、失礼します…」 彼女が、上品に体を流し始める 俺は、色っぽい体が目につき… 何も思いつかない… すると彼女は体を流し終わると 「ルシファー…すみませんが、寄せてくれませんか?」 あ、そうか確かに風呂に入れないと彼女は風邪をひいてしまう。 ルシファーは彼女が入るスペースをあけた 彼女は湯船にゆっくりと入ってくる 彼女の足はとても艶がありそのさきには… いや…いかんいかん。 そうしている内に、湯船は水位が上がり、 静かに水は落ちた 何分たったのだろう… 沈黙が続く しかも、湯は容赦なく 熱い でるか?いや もし風呂に上がったら間違いなくF,は背中を洗いましょうかっと訪ねてくるだろう。 そしたら、 間違いなく、彼女を襲ってしまう それは断じて許されない行為 ここは、我慢だぁ だが、そんなルシファーの事は知らず 仕掛けてきた。 「もっと、そちらに寄っていいですか?」 駄目だ‼ 「あ、ああ、いい、けど…」 すると彼女は ルシファーの腕の間に収まった 「これなら、殿方も嬉しいでしょう♪」 心地よい顔でルシファーにじゃれてくる まるで、猫のように 翠の髪は少し濡れぽとゃりと雫が落ちる ああ… 俺は… 彼女の細い体を強く抱き締めた…
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