チェルシー

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寝室 早朝に小鳥達が一斉に鳴き出した…ルシファーはそれに気づき目覚める するとやけに、お腹が減っている事に気づく 「そう言えば、晩飯…食べてなかった」 昨日の事を思い出そうとした瞬間 あ… そうだ奴と寝た事を思い出す… F…いやチェルシー奴なかなか寝かしてくれなかった あの晩私は、F,に名前をつけてやった。 彼女は、何回も何回も、その名を呼んで自分の心に刻んでいた くっ…やはりご飯を食べないと本調子が出ないな… すると、何処からかいい匂いがただよう。 「なるほど、チェルシーの奴…ご飯を作ってくれて、いるのか」 ルシファーはベッドから降り、ソファーにあったワイシャツを着る。 そして、流し台で髪を整えリビングへ向かった。 リビング 「おはようチェルシー朝ごはん作ってありがとう…」 っと言おうとした瞬間ルシファーに衝撃が走る 「な、なんなんだ これは‼」 「見て判らんか~ピザだ」 「いや…間違っているぞチェルシー 朝は、ご飯かパンが普通だ だが、 朝食にピザは、断じて許されない行為だぁ!」 ルシファーのバックに稲妻らしきものが落ちた。 するとルシファーは、 「ええい‼どけ 私が料理する」 ルシファーは手早い作業であっという間に朝食が出来た。 チェルシーは不機嫌な顔をして、ルシファーの料理を見た。 む…悔しいけど 美味しそうだって感じで見ている。 ルシファーは、チェルシーにご飯と味噌汁を置き もう一皿を置いた。その皿の中には、チェルシーが作りかけていたピザがあった。 チェルシーは 顔をぱぁ~って感じでルシファーを見て抱きついた。 こうして、長い朝食が幕を閉じた。
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