突然の告白

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私は、家に帰ってくると部屋に入り、ポスッとベッドに俯せになった。 どうしよう、どうしよう、どうしよう!! 明日から、どんな顔で会ったらいいの? それよりなにより、なんて返事したらいいの? 怖いよー!! 「そうだ。サチに電話しよ…相談…」 サチは、井上 早智穂といって、私の中学からの親友。 私が航多を好きなことを知ってる、唯一の友達。 しっかり者で冷静で頼れる親友。 サチなら、何か答えをくれるかも! 私は、携帯を取り出してアドレスを検索した。 その時、 「おら、美郷!!」 言うと同時にドアを開けて入ってきたのは、 航多だった。
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