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そして、クラスを聞いて
今、向かってる訳なのだが……
「何で由季と同じクラス……」
「優ったら!!
本当は嬉しいくせに~」
抱きつこうとしてきたので
俺はそれをサッ……と避ける。
ドガッ!!
「えっ?」
鈍い音にはさすがに驚き
由季を見ると……
「ふぇ…グスッ‥ゥウ」
由季は壁に激突したらしく泣き出してしまった。
「ご……ごめんお姉ちゃん」
「グスッ……抱き締めてくれたら
許してあげる。」
「ごめんね?」
優しく抱き締めてあげると
由季は直ぐに泣き止んだ。
「ぇへ……ありがとね?優」
「いいよ、お姉ちゃん」
「……行こうか」
と由季。
「うん」
勿論、そう答える。
そして教室に向かった。
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