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由季は10人近くから
告られたようだ。
俺は6人くらいだろうか……
2人とも、実は結構もてるタイプなのである。
しかし由季は
「優がいるからぁ~」
とか言って断るから
周りの視線が痛い……
勘弁してよ、お姉ちゃん。
南と優奈ももてる。
因みに南と優奈は同じクラスだ
南達は1年生。
優達は2年生。
話を戻すが
優に1名……
告ってきた奴に
付きまとってくる奴がいる。
可愛いには、可愛いが……
「私の家に今夜来ないか?
勿論、あれをしに……」
とかいきなり言って来る奴。
「優~!!」
一人の少女が、俺のとこに
駆け寄って来た。
「名前覚えてくれたか?」
この少女がそうである。
「漣(さざなみ)玲さんでしょ?」
「ちょ!!何で優ってば、覚えてるのよぉ!!」
と、由季からブーイング。
そりゃ、毎放課ごとに言われりゃ覚えますよ……
「玲でいいよ?」
「う、うん
よろしく玲!!」
「ありがと……」
何故か赤くなる玲。
「顔赤いけど大丈夫?」
やはり鈍い優だった。
「心配してくれるのか!?」
「え?まぁ……」
「お礼だ!!」
「ウワッ!?」
いきなり玲が飛びついてきたのには、驚いた。
「優から離れなさい。」
と、由季。
「やだょ~」
からかう、玲。
まぁ……
色々大変かもね。
と、苦笑の漏れる優であった。
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