☆class of 優☆

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由季は10人近くから 告られたようだ。 俺は6人くらいだろうか…… 2人とも、実は結構もてるタイプなのである。 しかし由季は 「優がいるからぁ~」 とか言って断るから 周りの視線が痛い…… 勘弁してよ、お姉ちゃん。 南と優奈ももてる。 因みに南と優奈は同じクラスだ 南達は1年生。 優達は2年生。 話を戻すが 優に1名…… 告ってきた奴に 付きまとってくる奴がいる。 可愛いには、可愛いが…… 「私の家に今夜来ないか? 勿論、あれをしに……」 とかいきなり言って来る奴。 「優~!!」 一人の少女が、俺のとこに 駆け寄って来た。 「名前覚えてくれたか?」 この少女がそうである。 「漣(さざなみ)玲さんでしょ?」 「ちょ!!何で優ってば、覚えてるのよぉ!!」 と、由季からブーイング。 そりゃ、毎放課ごとに言われりゃ覚えますよ…… 「玲でいいよ?」 「う、うん よろしく玲!!」 「ありがと……」 何故か赤くなる玲。 「顔赤いけど大丈夫?」 やはり鈍い優だった。 「心配してくれるのか!?」 「え?まぁ……」 「お礼だ!!」 「ウワッ!?」 いきなり玲が飛びついてきたのには、驚いた。 「優から離れなさい。」 と、由季。 「やだょ~」 からかう、玲。 まぁ…… 色々大変かもね。 と、苦笑の漏れる優であった。
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