☆Change☆

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その後 家族全員と会うことになった。 「優、あなたの新しい家族 姉妹とお父さんよ…」 新しい家族。 「あ~!!可愛い」 「えっ?」 急に一人の可愛い女の子が抱きついてきた。 「ほら、優が困ってるから離れなさい。」 笑いながら母さんが言う。 「この娘がお姉ちゃんよ」 母さんが教えてくれる。 「お母さん、弟の名前優って言うの?」 女の子が言う。 「自己紹介したら?」 「優って言います。 お願いします。」 頭を下げて挨拶をした。 「可愛い。優ちゃん。私は由季だよ~」 ニコッと笑って言われた。 すると、母さんの後ろに顔をチョコンと覗かせている女の子がいた。 「ほら、優奈」 前に出される。 最初に思ったのは可愛いだった。 その娘は顔を赤らめてたけど 自分も確かその時照れてた。 父さんは、優しかった。 今も優しい。 ダメな事は しっかり言って教えてくれる。 そして、最後に教えてくれたのは… 「南よ」 「あ~、南が言うつもりだったのにぃ」 「あら、ごめんごめん」 「フン!!…名前は?」 突然言われて驚いた。 「優…」 ちょっと怖かったんだと思う だからボソッと言った。 その時、南の顔が赤かったのは知らなかった。 一応は今も… そして俺は家族になった。
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