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まだ泣いてる。
骨でも折れてればいいんだ。
上から見下ろしながら、そう思った。
変わりたい。
何度、妄想の中で唯の体と入れ替わったろう。
そして、彼と…
葵は、体の芯が熱くなるのを感じた。
体育の川崎(先生)は、遅刻に厳しいので、皆な、葵達の小競りあいなぞ、横目で見ながら無視して、さっさと運動場に行ってしまった。
だから、都合良く二人きりだ。
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