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葵は、話出した。
「ずっとね。羨ましかった。」
「そして、憎らしかった。」
「アタシさ、こんなじゃん。だから、キャラ変えれないっつぅか、本当の自分を出せなかったんよね。」
「アタシは、うさぎちゃんなんよ。可愛いくて、臆病で…皆に愛されないと、寂しくて死んじゃう、うさぎのあおぴょん…」
何言ってんの?
「きっと、一生告白すら出来ないよね~。アハハ♪」
「そんなの、もう嫌だ!!」
「あんたを、見てるだけのアタシはもう、要らない!!」
「昨日さ、月からうさぎの神様が来たんだよ。」
「んでね、明日、チャンスがあるって。」
「新月なんだ。今日」
「生まれるパワーが満ち溢れてるんだって~♪」
「しかも…」
「でね、唯の体を貰うことにした。」
そう言うと、カッターを
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