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「一週間分の補習やるから、アゼルとサンの二人は授業後、職員室に来い。分かったか?」
「……はい」
「スースー」
あからさまに嫌な顔をして、返事をするサンと、夢の世界に旅立っているアゼル……だが、
「起きんかーッ!」
ラックの鉄拳が、アゼルの頭に振り下ろされる。
「スースー……ん?」
バキィィ
アゼルは何かの気配を感じ、起きた後、体を素早く後ろに退いた。
すると、ラックの拳はアゼルの机に当たり、机は当たった所からひびが入り、崩れていった。
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