後押し

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  少しして、150センチ前半くらいで、綺羅と同じ艶やかな金髪をツインテールにした女の子が出てきて、   「どうぞ……」   と淡々と言う。   これは入れって事……だよな?     「じゃあ……お邪魔します。」   俺は言葉に甘えさせてもらい、家に入った。       中は俺の家と同じぐらい。   とりあえずリビングに案内される。  リビングは綺麗に整頓されていて、散らかっているという所なんて全く見当たらない。   でも所々にちょっとしたぬいぐるみや可愛らしい小物、女性物の雑誌と、いかにも女の子二人暮らしを感じさせる。  棚には小さな綺羅、妹さん、綺羅と同じような金髪の女性、そしてお父さんと思われる男性の家族四人の写真が飾ってあった。    
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