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その言葉に本気で呆れ果てた表情浮かべ、カゲヒトは溜め息を吐く。
「…はぁ…隊長、それは有り得ないから最新鋭機アシに使ったりしたらそれこそ大目玉ですよ？それにぶっちゃけ怒られますって、奥さんに。」
「…――ちっ、着くまで寝る。プログラミングちゃんと終らせとけよ。」
言われ苦々しい表情で立ち上がりコクピットにいるカゲヒトを指差し捨て台詞を吐いてトラック内へ入っていった。
その様子にやれやれと肩を竦ませるカゲヒト。青空見上げれば口許に微笑を浮かべて呟きを風に乗せ。
「もうすっかり春だねぇ。あー、彼女欲しい。」
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