第1章 ある何でも屋

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ギルがバーを出るとまだ見える範囲で食い逃げ犯が居た。 ギル 「待てゴルァー!」 ギルはすぐに食い逃げ犯のほうへと走る。だが食い逃げ犯も必死らしくギルに負けないくらい速く走っている。 ギル 「拉致あかねー!ったく無駄な力使わせやがって!」 ギルがそう言うと右手のほうに黒い穴が現れ、そこから鎖鎌をとりだした。 ギル 「HEY、HEーーーY!西武劇にありそうな感じで捕まえてやるぜ!」 するとギルは鎖鎌を振り回し食い逃げ犯へと投げる。そしてそれは食い逃げ犯に巻き付く… ギル 「お縄ちょーだい、ってちくしょー!!」 かと思われたが食い逃げ犯が直前でしゃがんで回避された。 そして再び走りだす。 ギル 「このやろー、待てやぁー!こちとら金にもならない仕事やらされてるんだ!ギブアンドテイクのテイクがねーんだぞ、あれ?目から水が。チキショー!」 若干半泣きになりつつも食い逃げ犯を追いかける。
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