T君。

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私は自棄になっていた訳では 無かったが 自身に価値が見出だせず どうなっても知った事が 無いと まるで他人事のように 自身を切り離して見放して居た。 だから 一晩限りの男と体を重ねても 違う世界で起こっている 出来事かのように 客観視していた。
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