8人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
戀 煩 ヰ
雨の夜 君の部屋
閉ざされた空間で
初めて怯えた
すれ違う気持ち 重ならない指
好きだと告げるまでの
長い長い時間
君はいつものように笑うから
これからもそれを望んでしまうね
友達 わかってる
君を失うくらいなら
想いは殺せた
変わらぬままでいよう
二人ずっと傍で
違う道に進んだとしても
友達のまま
変わりたかった 本当はね
君はこの想いに
気付いてたはずだから
少しだけ勇気を出せたなら
互いに一歩ずつ
近付けたのかな
出さないままでいよう
君に宛てた手紙
書き綴った言葉は困らせるだけ
君は友達、
.
最初のコメントを投稿しよう!