36人が本棚に入れています
本棚に追加
「あれ?莉奈ちゃんじゃん?ひさぁ~♪」
祐介が俺にコーヒーを手渡し、いつもの挨拶。
「おぅ、サンキュ。祐介~、莉奈が女紹介してくれるってよ」
「マジ!?その子可愛い?いつ?」
と莉奈ににじり寄りノリノリで目を輝かせてる。
「え?!あっ?う~ん、決まったらメール入れる…ね」
無理な笑顔を作ったかと思うと俺の方を向いて睨んでるし。
正直、女なんて面倒くさい。どんな女といてもやることは一緒だし、特定の女なんてつくった日にはさらに窮屈になる。
うんざりだった。
いつもと変わらない日だった。
何の前触れもなくそれは突然…
最初のコメントを投稿しよう!