駅前
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「ヒュ・・・ド・・」 「ヒュ・・・・ン」 「・・ュッ・・・ン」 昇は座ったままただ一点を見つめ、言葉を繰り返していた。 「昇!?どうしたの?何言ってるの?ねぇ!」 莉奈が昇の肩を掴んで揺すってもその目には何も映らない。 顔を少し上げ、そして下げる。 「ヒュッド~ン」 「ヒュッド~ン」 「ヒュッド~ン」 と同じ言葉とその行動を繰り返すだけ。
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